ある日気がついたら、“病気持ち”ー化学物質過敏症(MCS)と私の記録

発症時期は不明。2020年3月、東京杉並区のクリニックにて確定診断。寛解するといいなぁ、と思って

とりあえず自己紹介をする

自分の忘備録として、そして心の内に留めておくことが難しいだろうことを書き散らかす場として、かつて作っておいたはてなIDを動かすことにした。

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はじめまして。

佐久良ゆりと申します。

私は現在、東京は多摩26市の隅っこの方で働いています。海外にルーツを持つ子ども・若者の初期日本語指導や時々学習支援などを生業にしている日本語教師です。生活言語や学習言語に困っている人たちを支援していたら、私自身が病気に困っている人となっていました。(このフレーズ、かつて難病と闘ってその闘病記を出版された作家で医療社会学がご専門の研究者である大野更紗さんのご著書『困っている人』にもありましたね。難民研究をしていたら、自分自身が「難」の当事者となっていたという。あ、ちなみに大野さんと私、同い年です。)

 

2020年3月某日(コロナ禍中に季節外れの大雪が東京に降り積もった日!)に都内の病院で「多種類化学物質過敏症」(Multiple Chemical Sensitivity-MCS)の病名で診断書を受け取りました。

化学物質過敏症?何だそりゃ。

当事者じゃない方々は、まあ、そう思いますよね。私自身も正直、まだそう思っています。簡単に言うと、健常者が反応しない量のごく微量の化学物質に対してあらゆる身体反応が起きるものです。アレルギー科での診断になりますが、分類としては中毒症状なんだとか。これに関する情報はググるとたくさんでてくるので、もっと詳しいことはグーグル先生にお任せすることにして(興味のある人は検索かけてみてくださいー!)ここでは私のことと私自身が思ったこと考えたこと、感じたことなどを中心に書いていこうかなと思っています。更新できるときに更新します。あまり頻度は期待しないでください。

 

取り急ぎ、ご挨拶まで。